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OSS/セキュリティエバンジェリスト|面 和毅
『脅威インテリジェンス育成コース』主講師、『サイバーセキュリティ技術者育成コース(夜)』講師

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将来のセキュリティを担う
後進のエンジニアを育てたい!

今回お話を聞かせてくださるのは、そんな志を持ちエンジニアの教育分野に携わっている、『脅威インテリジェンス育成コース』主講師、『サイバーセキュリティ技術者育成コース』講師を務める面 和毅先生です!

IT・セキュリティ分野を志した経緯、講師業に携わっている理由、講師業以外の活動、面先生が主講師を務める『脅威インテリジェンス育成コース』についてなど様々な内容について語っていただいたので、受講を検討している方は、ぜひ参考にしてください。



PROFILE

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面 和毅先生

OSSのセキュリティ専門家として25年以上の経験があり、主にOS系のセキュリティに関しての執筆や講演を行う。大手ベンダーや外資系、ユーザー企業などでさまざまな立場を経験。現在は某社でCISOの補佐を行い、社内のセキュリティ強化に従事しながら広くセキュリティの情報発信を行なっている。

セキュ塾では、主に『脅威インテリジェンス育成コース』の講師を担当。

担当コース ・脅威インテリジェンス育成コース
・サイバーセキュリティ技術者育成コース(夜)
近著 『OSINT実践ガイド』(日経BP)
『Linuxセキュリティ標準教科書』(LPI-Japan)
エンジニアとしての経歴 - Security 研究者/エンジニア/開発 (25年)
 - 脆弱性管理・研究 (10年)
 - SELinux/MAC Evangelist (21年)
 - Antivirus Professional エンジニア (3年)
 - SIEM Professional エンジニア (3年)
 - 脅威インテリジェンストレーナー (4年)
 - Recorded Future トレーナー (3年)
- Linux エンジニア (25年)
- システム管理者(4年)


CONTENTS

目次

  1. エンジニアを志した経緯
  2. 講師業に携わっている理由
  3. 講師業以外の現在の活動
  4. 『脅威インテリジェンス育成コース』について
  5. 受講を検討されている方に一言
  6. 今すぐ無料カウンセリングで不安を解消しよう

エンジニアを志した経緯

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HEATWAVE

「IT/セキュリティの道を志した経緯」について教えてください。

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面先生

そうですね、私はもともとコンピュータ少年だったんです。小さい頃から「これってどうして動くんだろう?」っていう、仕組みとかロジックにすごく興味があったんですよ。

理系だったこともあって、大学院では物理学を専攻して、量子モンテカルロのシミュレーションなんかをやってました。そうやってロジックを突き詰めていくのが、自分にとってはすごく心地よかったんですね。

で、バブル崩壊のあとにSIerに就職したんですが、そこではUnixとかWindows、当時まだ出始めだったLinuxなんかも扱っていました。

いじりながら「こうしたらこう動く」っていうロジックを突き詰めていくと、だんだん通常のSI業務よりも、「セキュリティ寄りの業務のほうが自分には向いているな」と感じるようになりまして。それで自然と、セキュリティの仕事に携わるようになったんです。

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HEATWAVE

セキュリティと一口に言っても幅広い分野がありますが、「面先生の専門分野」はどういった分野になりますか。

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面先生

セキュ塾では、脅威インテリジェンスの先生をやっているんですが、もともと専門にしているのは、「OSのセキュリティ」で、これは今もやっているライフワークに近い感じですね。

OSがどうやって動いていて、だからこのコンピュータを使って安全ですよ、このコンピュータを使ったら外から攻撃を受けたらやられちゃいますよ、とかをロジックで理解していくと、OSのセキュリティが重要になっていて、私はその中でも「強制アクセス制御」っていう分野をずっとやっています。

誰々がアクセスできて、誰々がアクセスできないといった、OSが提供する機能があって、そこが上手く提供できていないと、本来アクセスできない人がアクセスできてしまって情報漏洩とかに繋がってしまう。

この強制アクセス制御は簡単に言うと、そういったことを防ぐ仕組みを強化する分野ですね。軍隊なんかで需要がある分野だったりします。

講師業に携わっている理由

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HEATWAVE

面先生と「セキュ塾の関係」について教えてください。

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面先生

ヒートウェーブの代表様がセキュリティ系の講師を探していると、OSのセキュリティをやっているエンジニアの方から、人づてに私のほうに話が来たんです。

主に『脅威インテリジェンス育成コース』を担当していますが、その他にもブログを書いたり、色々お仕事をさせていただいてます。

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HEATWAVE

エンジニアの方が講師や研修のお仕事を受ける時は、「エンジニアの人脈の繋がり」からが多いんでしょうか。

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面先生

そうですね。エンジニアとか何かのカンファレンスとかの外部活動をしている時に一緒になった大学の先生とか、そういった人脈や繋がりからが基本ですね。

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HEATWAVE

エンジニアは横の繋がりを大事にしないと、そういった仕事が回ってこないなんてことになりかねませんね!

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面先生

それは本当になりかねない問題なので、気を付けたほうがいいと思いますね。

一つの分野に集中して一人だけでやっていくと世界が広がらないので、エンジニアとしてやっていくなら、色んな人と繋がりを持つようにしたほうがいいと思います。

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HEATWAVE

「講師業に携わられている理由」などはありますか。

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面先生

元々一線で働いているエンジニアでしたが、やはりある程度の年齢になりまして、まだまだ現役のエンジニアとして活動もしているんですが、自分の持っているノウハウなどを人に教える、「後進を育てる」という方向に興味がシフトしてきました。

ぶっちゃけるとですが、じじいがいつまでもやってちゃダメだとも思うんです(笑)。若い人にバトンを渡さなきゃという意識というか…。

そんな中、セキュ塾講師のお話をいただきましたので、将来のセキュリティ関係を担う方たちの教育に携わることができて非常に光栄です!

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HEATWAVE

講師をやっていて、「やりがい」を感じるのはどんな時ですか?

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面先生

「先生のトレーニングで扱った○○でこうなりました。」みたいな声が貰えると、凄くやりがいになりますね。

最近で言うと、『脅威インテリジェンス育成コース』で注目したほうが良いよと紹介したことを、受講生が色々と調べて自分の会社で発表して、良い評価を得られたっていうことがあったらしくて、そういった話を聞くとやってて良かったなっていう感じになりますね。

講師業以外の現在の活動

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HEATWAVE

さしつかえない範囲で、講師業以外の現在の活動について教えてください。

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面先生

そうですね、今はとある会社の情報セキュリティ部門で、主にCISOのサポートをするような業務をしています。加えて、学術系の方々と一緒に、自分の専門分野である「脆弱性管理」などをテーマに共同研究もさせてもらったりもしています。

それから、これは別の会社になるんですが、脆弱性管理ツールに関してアドバイザー的な立場で関わらせていただいています。最近だと特に、SBOM(ソフトウェア部品表)関連の話題を扱うことが多いですね。

あとは、資格試験『LinuC』の試験内容リニューアルにも関わらせていただいたりもしました!

『脅威インテリジェンス育成コース』について

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HEATWAVE

面先生が講師を務める『脅威インテリジェンス育成コース』について聞かせていただいてもよろしいでしょうか?

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面先生

この『脅威インテリジェンス育成コース』は、その名の通り「脅威インテリジェンス」を扱う講座なんですが、簡単に言うと、セキュリティ上のさまざまな脅威について情報を集めて分析し、自社やお客様にとって役立つ「インテリジェンス」にまとめていく、という内容になっています。

具体的には、
どうやって幅広い脅威の情報をキャッチするか
分析にどんなツールを使えるのか
実際の現場で使える形に落とし込むにはどうすればいいか
といったことを学ぶことができます。

おすすめしたいのは、すでにセキュリティの基礎知識を持っている方で、「現場でどう活かせばいいか迷っている」とか、「オペレーションだけじゃなく、もっと高度な業務に挑戦してみたい」という方ですね。

最初は専門用語も多くて戸惑う部分もあると思いますが、そこは一緒に学びながら慣れていけますので、ぜひご参加していただければと思います。

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HEATWAVE

『脅威インテリジェンス育成コース』「目玉ポイント」について教えてください。

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面先生

一番のポイントは、講義の中で常に最新の事例や情報を取り上げていることですね。決まった教科書をただなぞるんじゃなくて、たとえば「先月こういう攻撃手法が流行っていたから、今回はこれを扱おう」といった形で教材をどんどん更新しています。

全体の流れや基礎はもちろんあるんですけど、それに加えてタイムリーな話題を反映させているので、リアルに現場で使える学びになるんじゃないかなと思います。

実際、私自身も最新の情報を扱うときは「みんなで一緒に勉強していきましょう」というスタンスで進めています。なので、常に新鮮な情報を取り扱えるっていうのは、この講義の面白いところですね。

もうひとつ挙げるなら、「Recorded Future」という有料の脅威インテリジェンスツールを授業で実際に使える点です。普通に契約すると結構な金額がかかるんですよ(笑)。

ただし、受講が終わったあとにそのまま使い続けられるわけではないので、講義内では「数あるツールのひとつを体験する」という位置づけで取り扱っています。

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HEATWAVE

『脅威インテリジェンス育成コース』は、「どういった方」が受講されていますか?

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面先生

やっぱり企業の方が多いですね。最近はセキュリティ関連のニュースも怖いものが多いので、「うちの会社も対策を強化しないと」ということで、社内のエンジニアの方が受講されるケースが増えています。

あとは、個人で「今持っているスキルに加えて、もう一段レイヤーの違うセキュリティスキルを身につけたい」という方も受講されていますね。

なので大きく分けると、
・社内のセキュリティ対策目的の企業のエンジニア
・スキルアップを目指す個人
この2パターンが多いです。

受講を検討されている方に一言

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HEATWAVE

最後に、『脅威インテリジェンス育成コース』の受講を検討されている方へ一言お願いします!

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面先生

脅威インテリジェンスとか、最新の攻撃事例に興味がある方にはぜひ参加していただきたいですね。それに加えて、講義の中では最新のセキュリティ動向なんかも取り上げて、一緒に学んでいきます。

最終的には「自社のセキュリティをどう守るか」という実践につながるように、役立つ情報をできるだけ持ってきているので、新しいセキュリティの知見を吸収したいという方には面白い講義になると思います。

脅威インテリジェンス育成コースの詳細はこちら

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今回は、『脅威インテリジェンス育成コース』の主講師を務める面 和毅先生にインタビューさせていただきました。

ポイントは以下の通りです。
エンジニアを志した経緯は、仕組みやロジックを突き詰めていくことが好きだったから
講師業に携わるようになった理由は、「後進を育てること」に興味が移ってきたから
講師としてやりがいを感じる瞬間は、自分の講義が受講生の成果に繋がったとき

面先生のような経験豊富なエンジニアが講師を務める、セキュ塾講座を受講してホワイトハッカーにキャリアチェンジしてみませんか?

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