映画助監督→インフラエンジニア→セキュ塾入校!紆余曲折を経て30代でセキュリティエンジニアに転身するまで

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前職(IT企業)の社内テストで散々な結果に…
自分でもセキュリティ業界へ転職できるのかな?

このような悩みの答えになるような経験をされ、セキュリティ業界への転職を成功させた、南馬越さんにインタビューを行いました!

南馬越さんがセキュ塾に入校した経緯やセキュ塾での体験談、南馬越流アドバイスなど様々な内容を伺ったので、セキュリティ業界への転職目指したいという人は、ぜひ参考にしてください。

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南馬越 耕太郎

1992年生まれ。映画の助監督やインフラエンジニアなどの様々な仕事を経験。セキュリティ業界に将来性を感じセキュリティを学ぶことにした。学習方法を調べていたところ、セキュ塾がヒット!
セキュ塾に入校して「サイバーセキュリティ技術者育成コース」を受講。IT全般の知識を学び直し、セキュリティのスキルを習得しセキュリティ企業への転職を成功させる。現在は、第一次ソース情報を読めるように英語の勉強中!

受講したコース サイバーセキュリティ技術者育成コース(夜間:1年間)
取得した資格/挑戦中の資格 CCNA(取得済み)/安全確保支援士、CompTIA系
講座で身につけたこと IT全般・サイバーセキュリティのスキル

きっかけはセキュリティ業界の将来性に惹かれて…セキュリティの実践教育でベースを作るためにセキュ塾へ‼

ーーーこの度は転職成功おめでとうございます!!まず最初に転職先ではどんなお仕事をする予定になりますか?


南馬越:セキュリティのソフトの提供をする企業です。クラウドストライクやネットワーク機器を提供しているサービスセキュリティを担当する予定です。

ーーー今までどんな仕事をされてきましたか?


南馬越:色々、紆余曲折しているんですけど、 清掃業や映画の助監督をやっていました。 カチンコってわかりますか?撮影を始める時に使う、画面に手を出して、それを引くっていうのと、小道具の管理や制作、映画やドラマに出てくる手紙などを作ったりもしていました。なので、元々はITと全く関係ない業界にいましたね。 それから「ITが熱い!」っていうのを聞いて、25才の時にエンジニアに転職しました。

ーーーIT職に就かれていた時はどんな仕事をされていたんですか?


南馬越:インフラ系のエンジニアですね。普通に機器の設定をしたり、設定や状態を見たりするところから始めました。
入社した会社は、クラウドサービスの環境や構築を提供している会社で、 某携帯で有名なIT企業が出しているクラウドサービスがありまして、顧客からのクラウドサービスの環境の依頼に対して、その仮想マシンと呼ばれる部分、VMを作るインフラの部分を構築して、提供して、そこからのアフターサービスなんかをやっていました。 他にもストレージの容量足りなくなったから増やしてほしい、SQL使いたいからライセンスを入れてほしい、Zabbixでの監視設定をしてほしいなど頼まれればなんでもやっていましたね。

ーーーどうしてセキュ塾を選ばれたんですか?


南馬越:セキュリティに興味を持ったのは、たまたま関わるかもしれないチャンスがあったんですよ。 …結局それはなしになっちゃったんですけど。ただそこからセキュリティ業界に興味が出てきて、これからも需要は増えそうだし、非常に重要なところじゃないかと思ったんです。 それに、自分がエンジニアとしてやってく上でも将来性のある分野に進みたかったので(笑)。
そこから自分で調べて、セキュ塾さんにたどり着いて、じゃあ受けてみようって決めて、今に至るっていう感じですね。

IT全般の幅広い知識~なりすましメールの作成やメモリのフォレンジック手法まで!幅広い知識やスキルを学べました!

ーーーセキュ塾で学んだこと、成長したことはどういうところですか?


南馬越:まずは、IT全般の基礎的なところのスキルや知識はかなりついたかなと思います。ITの仕事を経験したから思うことでもあるんですが、意外と全般的に網羅して勉強することがないんですよね。SQL、クラウドサービス、Linuxなどをがっつりと触っていくので、自分が普段担当していない業務以外の知識も得られるので、そういうところはすごく良かったなぁと思います。この単語やコマンドは聞いたことがある、これはLinuxね、SQLでこうなんだねとか、そういうのが分かるようになりました。

まだIT業界未経験の人には分かりづらいと思うんですけど、実際の業務で触れる範囲は狭くて、近視眼的にここだけみたいなことが多いので、全般の知識を幅広く網羅しているカリキュラムはありがたかったです。

あとはやっぱり、セキュリティのスキルが身についたことですね。なりすましメールを作ったり、サイバー攻撃の実践なんて業務でやることはまずないので、貴重な経験をさせていただきました。自分が知らないようなセキュリティツールも触る機会があって、「こんなツールがあったんだ、こういう風に使うんだ」っていうのも非常に勉強になりました。 基本的なところで言うと、Wiresharkは有名ですけど、メモリのフォレンジックやメモリを解析する時に使うツールなど、知らないことも多く学べました。

ーーーセキュ塾の講座を受けて感じたことは何ですか?


南馬越:本当に皆さん(受講生)優秀だなと思っています。受けていてすごい刺激になるんですよ。もともとIT業界じゃない人たちが、1年やっていく中でグングンと成長していくわけです。 周りの人が答えをポンと出したり、課題を素早く提出したりして伸びているのを見ると、全然(未経験の方でも)IT業界にいけるよと思いますね。未経験からでも自分より優秀だよ(笑)みたいな人がいくらでもいるので、IT転職に挑戦する方には頑張ってほしいし、人手がめっちゃ不足している業界なので、ぜひITの業界に来てほしいなって思いますね。

ーーー南馬越さんの今後の目標を聞かせてください!


南馬越:まずは、セキュリティに関する機器の構築設計をできるようなりたいなと考えています。その上で、今は日本語に訳された情報からセキュリティの知識を得ているところがあるので、第一次ソース、海外セキュリティサイトから情報収集できるようになりたいですね。なので、頑張って英語を勉強しないといけないなと思います。 少しずつ、海外のニュースを原文から訳して読んでみるところから始めて行って、慣れていければと考えています。

就職活動・セキュ塾の入校を迷われている方へ…南馬越流のアドバイス

ーーーIT・セキュリティ業界への転職活動をされている方に向けてアドバイスをお願いします!


南馬越:IT業界って、SESやいろんな働き方がありますけど、いっぱいありすぎてよく分かんないですよね。セキュリティに特化した子会社みたいなのもあったりするんですけど、ITの勉強を漠然とやっているだけでは分からないままです。 そんな方にオススメなのは合同企業説明会に参加することです。

「どんな業態の会社があるか?~どういった人を求めている」とか分かってくる部分もありますし、単純に企業の採用に関わる方と話せるいい機会にもなりますしね。 自分はセキュ塾さんの合同企業説明会に参加して、話を聞いた企業から声かけていただいたりすることもあったので、積極的に参加していった方がいいと思います。 そこに来ている企業に就職する気がなくても出た方がいいと思います。本当勉強になるので。

あとは、自分はインフラをやっていたのでインフラの領域に近いところのセキュリティ企業を選びましたが、自分がどっち方面に向いているのか「キャリアビジョン」は持った方がいいと思います。 他には転職活動もやっていく中で、どんどん調整していったり、企業に合わせていくみたいなことも大切だと思いますね。

初の面接にコケたからはダメだったと言って諦めないで!ちゃんと学習していればきっと転職はできるので! 企業選びに失敗するとしんどい目に合うかもしれないので、あまり妥協しすぎず頑張って欲しいなと思います。

ーーー最後にセキュ塾の受講を迷っている方に一言いただけますか?


南馬越:自分がIT業界に入る時に、社内のテストがあって、100点満点中30点ぐらいの点数を取ったんです。で、 営業さんから呼ばれて説教されたんですよ。お前何やってんだとボロクソ怒られたわけです。 でも、そこから奮起して勉強して、しかもセキュリティ職に転職までできているわけですから。だからできるんですよ。そんな人だってできますから。

それに、ITって人手不足の業界で意外とチャンスは多い業界だと思います。転職が成功して、そんな人達と一緒に働けたら嬉しいです。ぜひ、ITやセキュリティ業界や来てください。 僕らを助けると思って(笑)。未経験から未知の分野に挑戦することは、大変なことも多いと思いますがチャレンジしてほしいですね!