現在、ヒートウェーブからの卒業生は全部で６名です。 　経験者、未経験者ともにいますが、弊社でも研修などは行っているもののそれはどちらかというと若手向きなので、中途採用で未経験からのキャリアチェンジにおいて、基本的な知識を持った人というのは採用に際して非常にありがたいです。

　　

　一番最初に入社されたのは2014年になります。 　ネットワークエンジニアのコースを受講後に未経験で入社されましたが、そこから現場でOJTを受けながらコツコツ頑張って、現在、現場のグループリーダーとして仕事をしてもらっています。

　当社は比較的、未経験からの受け入れも行っております。ヒートウェーブから入社された中にもキャリアチェンジをされた方はいますが、以前の仕事が全く役に立たなかったかというと、そうではないと思っています。
　それよりも、求める人物像としては〝ＩＴ業界で何をしたいか〟という事が１つのポイントかなと思います。　一言でＩＴ業界といっても様々な仕事がありますが、特に未経験の場合、そこで自分自身が何をやりたいのか、これから先どうしたいのかという思いを持っていてほしいですね。
　というのも、実際にその人が成長していく中で「ただやらされている仕事」になってほしくない。　夢を持っているからこそ、担当している仕事がその夢に繋がる道になる...という社風を、当社は作っていきたいという理念があります。　例えば、以前研修に入っていた社員は、ご両親の体調が悪く入退院を繰り返されていた事から、介護・医療に関連したネットワーク構築をやっていきたいと言っていました。　彼はご両親が入院していた時に感じた不便さを自分自身で改善していきたいという思いを面接の場で語っていたんですね。
　もちろん、いきなりそこに入れるわけではありませんが、具体的なやる気も伝わってきますし、入社後も勉強に対しても真摯に取り組んでいたので、そういう思いというのは当社としては重要だなと思っております。
　ただ、ネットワークやサーバーは目に見えない部分ですし、機密事項にあたるので現場を見学することもできませんので、どういった場所で仕事をするのか、どういう環境なのかを自分自身でイメージしてみなさいというのは結構難しいかなとも思います。 　なので御校のように、ネットワークがどういうものかを学べる機会があると、イメージがしやすくなるでしょうし、採用する際にも自分のやりたい事が多少明確になるのかなと思っています。

　一番はやはり実機を触っているという事と、現場の講師の方も元々エンジニアの方が多いですよね。 　現場のことを前情報として持っているとう言うのはひとつ大きなポイントではあるかなと思っています。

　業界的に知識がないと難しいとか書類選考で落ちるとかは結構聞きますが、当社の場合、そこはいったんハードルを下げております。 　なので、まずはやる気ですとか、気持ちや熱意というものを持っていただければ、様々なチャンスを用意できているのかなと思っているのと、運用・保守のフェーズから設計構築のフェーズまで幅広く案件があります。 　また、IT業界では下請けのお仕事というケースも多くあると思いますが、弊社はバックボ－ンが大きいという事もあり、プライム案件が９割以上ありますので、非常に良い環境で働くことができるかなと思います。 　とくに最近は、残業時間の軽減にも力を入れておりまして、IT業界では非常に少ない方だと思っています。
　またそれ以外にも、資格取得支援なども行っていますし、実践型研修という形で、実際に現場のベテランのエンジニアが講師となり、実機を触りながらの研修を実施しています。 　色々な勉強をする為の場所や環境を整えているので、あとはそれをどう活用していくかは、社員次第ですが、場が整っているというのはアピールポイントかなと思います。

　弊社は、ほとんど新卒を採用していません。 　9割以上が中途の方になります。 　そのなかで、特にキャリアチェンジをされた方というのは、異業種で仕事をされていてきるので、我々とは全く違った価値観を持ってらっしゃることが多いんですね。 　IT業界で長くやっていますと、慣例というか、我々としては当たり前だろうと思うことも、それに対して「これちょっと違うんじゃないか」、「こうしたほうが良いんじゃないか」とい新しい意見やアイディアをもらえる事が多いです。 　なので、現場の業務改善もそうですし、制度の刷新なども最近実際に事例がありました。 　先ほど例に挙げた、ベテラン社員が講師となって研修を実施するというのも、現場からの声でうまれた施策です。 　そういう事は、未経験で入ってこられた方からのほうが率直な意見を出してもらえることが多いですね。

　当社としての、経験者だけでなく未経験の方も積極的に採用していくというスタンスは、恐らく今後も変わっていかないと思います。 　実際にIT業界を志望される方の中には、この業界はハードルが高いと思っている方もいるかもしれませんが、そこはまず、チャレンジをしていただきたいと思います。 　この業界でどういう知識が必要かをネットで検索すれば、ネットワークやサーバーの知識など色々出てきます。 　まずはそういったものを軽く読んでみて、興味が持てなければ...恐らく、向いてないかもしれません。 　逆に何か面白そう、ワクワクするなという方は、きっとやっていけると思います。 なので、そういう方々に対して弊社は今後も門戸を広くしておきますので、是非チャレンジしていただきたいです。

　弊社に対してでも、受講生に対してでも何でも構いません。 　実は私も何度か転職していまして、今はIT業界の採用を担当していますが、以前は金融系でした。
　でも、それまでの知識が全く使えないかというと、そうでもないんです。 　キャリアチェンジを考える方には、様々なご事情があります。 　場合によっては、前の会社であまり良くない事などがあって転職に至るというケースもあるかもしれません。 　ただ、仮にそういった事情があったとしても、そこで経験してきた事が失われるわけではないので、キャリアとしての自信は捨てずに、面接の場でアピールしていただきたいなと思っています。 　今までの自分を捨てるという事ではなく、経験は絶対にどこかで糧になりますので、そこに自分の新たな幅を広げるという意味で、是非一歩踏み出していただきたいなと思います。

　「研修受講済み」という最低条件をクリアした方だという事実が前提としてあるという事と、実際に入社してから重要だと思う中で、前向きな姿勢や情熱を持っているといった方を積極的に採用させていただきました。　経験や知識の有無は考えずに検討・判断しています。

　お客様先に常駐して技術支援をするような仕事が割合としては多いんですが、お客様先からその人柄を買われて、その後社長からの声掛けもあり、社長が自ら指揮を執っている自社サービスやシステム開発を担当している部署に異動してもらい、開発や運用で頑張ってくれているメンバーもいます。 　また、半年前に修了した方は今、OJTで実際にメーカーさんと一緒に外資系生保さん向けのネットワーク運用でバリバリ頑張っていて、「大変な事もあるけど楽しいですと」言ってくれているので本人としてもよかったのかと思います。

　人格要素として主体性・発信力・状況把握力の３つを重要視しています。どれもチームワークの上で必要なポイントですね。 　「自分の可能性を信じて自ら行動を起こせる人」ということで、キャッチコピーとまではいかないまでも、このように質問された時にお答えしていますし、求人票にも明記している人材像です。 　ヒートウェーブの卒業生についても、個々にそれぞれ差はあるものの、全員そういった人物像を持った人に入社してもらったと思っているので、これからもどんどん成長してもらえるのかなと期待しています。

　大変ありがたいです。 　研修を終えた状態の方を採用させていただける機会を頂戴できるというのは、とても魅力的な場であると感じます。 　IT業界を希望して受講を終えているという意味では、ある程度覚悟もあるという印象を持っています。　引き続きそういった場をご提供いただきたいと思います。

　弊社は今年で18期目を迎えていて、第2成長期といった位置付けで、会社としては変革期と捉えています。より拡大していこうと動いている中で、それに向けた人材が大切になります。 　まずは新しい人を迎え入れ、成長していただいて、会社の拡大に貢献していただきたい。　その為に弊社では今、成長できる環境をより多く作ろうと動いています。 　技術研修やビジネススキル研修など、若手に向けたものから管理職に向けたものまで階層に応じて沢山の講習や研修があるので、自分に応じたものを受講できます。 　また、動画学習サービスなども作っていますし、毎月持ち回りで新人研修会なども行っていて、比較的若い方が中心になって活躍してもらえる場を多く作っています。 　もちろんベテランの人も、その技術を若者に継承する必要がありますのでどんどん関わってはいますが、若い人が率先して活躍できる会社だと思っています。 　逆に、現状に満足できてしまう人には合わないかもしれません。常に成長し続けていってほしい。一つの技術を身につけても、それがずっと使えるわけではありません。　技術も常に革新されていますので、常に自分を成長させ続けたいという意志のある人、行動を起こせる人なら、弊社とマッチすると思います。

　入社後に、「イメージしていたのと違いました」となってしまうのがお互いにとって1番良くない事だと思うので、そこを出来るだけ排除して、クリアにできるような事前の認識合わせやコミュニケーションというものを意識しています。　なので、面接の場においては何でも遠慮なく質問してもらいたいですね。 　会社や担当者によって違う部分はあると思いますが、私としては、「ちょっと幼稚な質問だな」と感じるような事でも、気になることはクリアにしたほうがいいという意識のほうが強いので、NG質問は無いと思っています。その方なりの考えがあっての質問だと受け取っています。 　また、「それを聞くという事は、知識が少ないんだな」という事が見えてしまう事もありますが、それはあくまで現状であってこれから身につければいい事ですし、基本的にはなんでも聞いてもらって構いません。 　いわゆる、一般的にNG質問と言われるような事でも、背景もあわせて伝えてみるといいんじゃないでしょうか。　例えば「土日休みですか」「残業ありますか」という質問であれば、「業務時間外に、こういう勉強をしているのでその時間を確保したい」ですとか、「家庭の事情で」など。　それであれば、こちら側としてもその方のことがよくわかるので助かります。

　今後拡大していく上で、新たな事業を立ち上げられないかという話があり、アイデアを出し合っています。　それに向けて、スタッフの拡充も必要です。 　IT人材の不足というのは、人がいないのではなく、技術者がいないという事だと考えています。　なので、できる限り教育をして成長してもらうのが、弊社としてできる事なのかなと思っています。

　今まで通り、いや、今まで以上に、採用の機会を設けていただきたいです。　それに向けて、ヒートウェーブの規模も大きくなっていけば、さらに弊社の採用の機会も増えていくと思うので、恐縮ながら期待させていただきたいと思います。

　私が考えている、またはご紹介先の企業様がこういう人材を欲しているということ自体をまず理解をいただいて、その上でヒートウェーブのスタッフさんからご紹介いただく場合もありますし、もしくは企業説明会等でこちらから声をおかけすることもありますが、確実性があるのはやはり日頃お会いしているヒートウェーブのスタッフの方やもしくは講師の方から、この方だったら御社さんがいいんじゃないかですとか、そういったご説明をいただいたという経緯がきっかけとしては大きいですね

　在学中にCCNAだけとりあえず取っていたという受講生が、現状ではCCNPとLPICレベル3を取って、頑張ってくれている方がいますし、活躍している方もたくさんいます。 戦力になってるなということはすごく感じるところですね。

　先ほども紹介したような、仮に未経験者であったとしても資格を取ろうという頑張り等がすごく大きいと思うんですね。 とにかく色々とチャレンジをしたいという、そういう高い試みを持ってらっしゃる方は非常にポイントが高いのと同時に、ただ、最終的にはやっぱり人間性という面はすごく重要視しています。

　団体で学習をするというところ。隣の方と仲間になって高め合おうという気持ちというのは人数が集まらないことには非常に難しいですよね。あと、ヒートウェーブさん場合は研修環境。あれだけの機材や場所を持ってらっしゃるというのは非常に大きいなと思いますね。

　少なくともやる気があって、それなりの人材であるという方であれば、なるべく良い環境で就業してもらえればと思っています。これまでＩＴ業界で４０年ほどやっていますので、そういう面での信用はあるのかなと考えています。人を大事にする気持ち。モノではなく人を大事にするという気持ちはあるつもりでいます。

　面接を何度やっても、人間の本質はなかなか分からないという部分ですね。 そのためには、やはりいろんな人と会って話をしていかなければならない。そういう機会はどんどん作っていきたいと思っています。それはこれからも変わらないんじゃないかという気はします。